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今日、彼女にとって4度目となるヴィパッサナー瞑想に行った友人を見送った。
「めっちゃ楽しみ〜!」ってワクワクしながら去って行ったぞ。。。(なんでそんな?)

ヴィパッサナーとは、12日間瞑想センターにこもって、一日10時間×10日間=100時間の瞑想の修行をする、というもの。
私は1年程前に初めて行って、そろそろまた行こうかと思っていた。(ちょっと抵抗あるけど。)
なので今日はその時の体験のお話。

友人に絶対おすすめ!と言われつつ、長いこと行く決心がつかなかった私。
理由は

1、だって瞑想は家でやればいいじゃん
2、ヴァケーションでもないのに12日間も仕事休むなんて
3、そこに行くほど自分に必要なのか分からないし〜

てかんじ。

で、なんで行く決心がついたかと言ったら、2週間余りの楽しい旅を終えようとしていた一昨年の夏、空港で一緒にいた友人から不意に、ある非常に不愉快な話を聞いたからだ。
その瞬間、楽しかった私のムードは一変して超ストレスモードに変換。

さっきまであんなに楽しい気分だったのに、今は嫌なキモチが自分の腹の中央にドーーンと居座って、動かない。
自分の感情なのに、コントロールできない。

これは。。。
瞑想して、どうにか自分の過多なネガティブ感情を手放したい。瞑想で自分のネガティブな反応を軽減する事は可能なんだろうか?

と思い、帰ってすぐ、数ヶ月後のヴィパッサナーを申し込んだ。
(ちなみにヴィパッサナーは大人気&人数限定なので、数ヶ月前に予約が必要)

そしてヴィパッサナーに行く直前、IHを受けた。理由は腕が痛かったから。
セッションは非常にシンプルなバランス調整で、その時の私の目標は
「私の腕は自由です」というものだった。
これはその後ヴィパッサナーから帰ってきた時、とても深い意味があった事が判明する。

そしてヴィパッサナー。
この10日の間は、携帯電話をスタッフに預け、完全に外界の情報を遮断し、更にそこにいる誰とも口を聞いてはならず、目も合わせてはいけない。(これ私には嬉しかった&瞑想するのにとても助けになった)
完全にサイレントの世界だ。
厳密に決められたタイムテーブルに従って行動し、自分自身の声と「だけ」生活する。

大ホールにて、先生の指示に従いながら、いよいよ瞑想開始。
で、正直に言うと、どんなに決心しても、瞑想していると眠気が襲ってくる。
しかも朝5時位から瞑想。夜の睡眠時間も5、6時間しか設けられてないし、眠いに決まっている。

半分眠りこけながらも瞑想し始めて2、3日くらい、どういうわけかすごくたくさんの怒りが自分の意識に浮かんでくる。
仕事場での理不尽な扱い、それに対する自分の怒り、悔しさ、それらが浮かんできては消え、また過去に自分を傷つけた別の人が現れ、怒りが浮かんでは、消える。その繰り返し。これは浄化のプロセスみたいなもんなんだろうか?

その時に昔の母親との関係に対するネガティブな感情が出てきたかどうかは覚えてない。彼女に対する複雑なキモチはIHに出会って以来なくなってたし、唯一あるのは感謝だけだった。

でもどうも、ヴィパッサナー4日目に何か自分の中で大きくシフトしたみたいなのだ。

その日の朝、夢を見た。
内容は覚えていないけど、突然母親に「舞、起きなさい!」と言われる。非常にリアルな声。
すると、その数秒後に一緒の部屋で寝ていたルームメイトが、「舞、時間よ!」と本当に私を起こしてきた。
アラームをかけ忘れて瞑想に遅刻しそうになっていた私を案じて、起こしてくれたのだ。
ぼーっとしながら慌てて飛び起き、ホールに行って瞑想を始めた。

瞑想中、やたらにリアルだった夢の中の母親の声を思い出していた。
そして私はその夢を見たことに実は驚いていた。
なぜって、アメリカに来て永住権を得るまでの約8、9年程の間、たまに夢に母親が出てきたけど、いつもそれは悪夢だったから。しかもすごいリアルな。
内容は毎回大抵同じで、私を殺そうとしている母親から必死に逃げる夢。恐怖と必死に闘ってる夢だった。その同じ夢は、永住権を受け取ってからはピタッとやんだ。

で、その日の朝、初めて、夢の中に現れた母親は私を殺しに来る役ではなかったのだ。
それどころか、起きなさいと知らせてくれた。

なんだかわからないけど、いつもずっと愛だったんだ、って実感した。
それがまるで目に見えるもののように。瞑想中に涙が止まらなかった。

その昔彼女のエゴの中にあったのは愛か何か分からないけど、魂レベルでの、彼女の愛が伝わってきた
魂のレベルでは、全ての人には愛しかないって言うけど、現実の世界でそれを実感するのって、時々すごい難しい。

そしてその愛をまさかこんなに欲していた自分を初めて知ったのも、その時だった。
そんなのカッコ悪いとか、もう自分は癒されたから大丈夫、とかじゃなくて、単純に、愛されたいっていう自分がいたんだな。

そんな感じでヴィパッサナー前半が過ぎた。
長くなったので、ヴィパッサナー体験 後半は次回に!

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